こんにちは。しまっておいた白いパンツに黄ばみを発見してしまったこのメディアの管理人・杏奈です。
白い服は、できることなら買ってきた時と同じ白さでずっと着たいもの。
しかし、万が一黄ばみやシミがついてしまった場合の洗濯方法はどうすればいいでしょうか?
白い服は少しでも汚れがあると目立ちやすく、せっかくの清潔感も台無しになってしまいます。
せっかくなので、この機会にお洗濯して綺麗にすることにしました。
洗濯好きの私が、汚れが落ちるかどうか実際に検証してみました!
- 白い服のシミや黄ばみなどの汚れを漂白する洗濯方法
- 上記の洗濯方法で、本当に綺麗になったのか? 結果をお伝え
白いパンツに黄ばみ発見!
衣替えで夏物を出してきた時に、白いパンツに黄ばみを発見。ショックを受けました。
写真でおわかりでしょうか。上部がうっすらと変色しています。
これは、衣替えで衣装ケースにしまう時にはついていなかった汚れ。
黄ばみの主な原因は皮脂汚れと言われており、衣類を触った時についた皮脂が付着して、酸化してしまっている状態です。
つまり、洗濯機で落としきれなかった汚れが、どうやら時間の経過とともに現れてきたようなのです。
こんな汚れがついていてしまってはテンションが一気に下がってしまいます。おかげでこのパンツを着ることもなく、そのシーズンは放置するはめに。
今までの私だったら迷うことなく一瞬で処分していました。
「一度こうなったら、もう無理! 捨てるしかない!」
と、勝手に思い込んでいたのですね。
しかし、最近では、ちょっと汚れたくらいで捨ててるのは早いかも…と思うようになりました。
というわけで、このパンツをどうにか綺麗にしようと決心したのです。
洗濯のやり方を決定
選択肢は2つで、シミ抜きの上手なクリーニング屋さんに出すか、自宅で漂白するかのどちらかです。
今回は
- まずは自宅で洗濯してみて
- 無理だったらクリーニングに出してみる
ということにしました。
ネットで検索すると、白い服のシミや黄ばみを落とす洗濯方法がいくつか出てきます。
ということは、私のパンツも何とかなりそうだということ。
まだ洗ってもいないのに安心してしまった管理人です。
さて、今回私は酸素系漂白剤 +洗濯 +クエン酸
という「しまい洗い」のやり方で綺麗にすることにしました。
この方法だと、黄ばみを落として漂白できるうえに衣替えの準備もできるので一石二鳥です。
しまい洗いとは?
衣替え前に、そのシーズンの目に見えない汚れまでしっかり落として保管に備えること。
【しまい洗い】事前準備・洗濯前に行う前洗い
白い服のシミ抜きをするといっても、「絶対にこうじゃないとダメ!」ということではないので、要は汚れが落ちてくれればそれでいいのです。
私は衣替えのリベンジをしようと思いますので、この記事では「しまい洗い」と同じやり方を実際にやってみようと思います。
- 酸素系漂白剤(粉末タイプ)
- クエン酸
また、別の方法として、ピンポイントで目立つシミがある場合の「魔法水」を使ったシミ抜き方法もご紹介します。
皮脂汚れや黄ばみを全体的に漂白する「つけ置き洗い」
すでについている黄ばみを落としたり、予防したい場合に有効な漂白剤の「つけ置き洗い」を行います。
液体タイプに比べて漂白力が強いとされている粉末タイプの酸素系漂白剤と、クエン酸を準備します。
こちらは近所のドラッグストアで、酸素系漂白剤は洗濯洗剤のコーナーに、クエン酸は台所用洗剤のコーナーにそれぞれ置いてありました。
とりあえず準備するものはこれだけでO.K.です。
クエン酸はあとで柔軟剤の代わりに使いますので、まずは酸素系漂白剤を使ってつけ置き洗いから始めます。
食べこぼしなど色が強めのシミ抜きをする人は「魔法水」
- 重曹 小さじ1
- 酸素系漂白剤(液体) 小さじ3
- 食器用洗剤 3滴
- 歯ブラシ
- タオル
テレビでも取り上げられているという「魔法水」は自宅で簡単に作ることができ、食べこぼしや化粧汚れ、黒ずみまで落としてくれるという万能のシミ抜き。
カレーやソース、ケチャップなどのシミも綺麗に落ちるようです。
食べこぼしなど、明らかに色のついたシミがある場合はこちらの方法で前処理してみてください。
魔法水の作り方
- 小さめの容器に液体の酸素系漂白剤を小さじ3を入れ、重曹小さじ1を入れる
- 食器用洗剤を3滴入れる
- 歯ブラシでかき混ぜる
魔法水は時間がたつと中和してしまいますので、洗濯をする直前に材料を混ぜ合わせます。
魔法水でシミ抜きをする手順
- シミの下にタオルを敷きます。
- 歯ブラシに魔法水をつけ、シミの部分を軽く叩きこみます。
- タオルに汚れが移っていくので、タオルの位置を変えながら繰り返し魔法水で叩いてきます。
- さいごに衣類を水に浸し、よくすすいで魔法水を落とします。
普通に洗濯するだけでは落としきれないシミも、このように魔法水で前処理をすることによって綺麗に洗い上げることができます。
この方法を試してもシミが落ちないようなら、シミ抜きの上手なクリーニング屋さんに頼んだ方がいいでしょう。
かんたん・白い服の漂白を実際にやってみた
さて、酸素系漂白剤でつけ置き洗いをしてみました。
パッケージには1時間程度つけ置くと書いてありましたが、用事をしているうちに軽く2時間半ほど経過。
(※使用量や必要時間は製品ごとに違いますので、注意書きを参考に行ってください)
・・・アバウトでも、特に問題なかったです^ ^
つけ置き洗いが終わった段階で、すでに綺麗になっていっている雰囲気を醸し出していましたよ♪
軽くすすいでから、次に通常の洗濯を行います。
洗濯機で洗ってもいいのですが、私は手洗いが好きなのでエマール(洗剤)で洗いました。
洗い終わって綺麗にすすいだら、次にクエン酸を投入します。
皮脂汚れだけでなく、すすぎで洗剤の成分を落としきれない場合も、黄ばみの原因になってしまうとのこと。
クエン酸は酸性で、洗剤のアルカリ性を打ち消して中和してくれるため、黄ばみの原因を取り除いてくれるのです。
また、繊維をなめらかにしてくれる働きもあるため、柔軟剤の代わりにもなります。
クエン酸、お役立ちですね!
このひと手間はシーズン中は特に必要ないかもしれませんが、今回の服は次のシーズンまでしまっておく予定なので、必要な手順として加えています。
クエン酸も、その成分が残らないように最後にしっかりとすすぎます。
黄ばみが落ちた! 洗い上がりはこんな感じ
もともと真っ白ではなくオフホワイトのパンツなので写真ではわかりにくいですが、黄ばみがすっかり落ちて白く、綺麗になりました!
洗濯している最中からそうでしたが、汚れが落ちていく過程で、だんだんお洋服の雰囲気が変わっていくんですね。
ちょっとくだびれていたお洋服に、オーラが戻ってきました。
今回は自宅での洗濯で綺麗に落ちました!
まとめ
シミや汚れが目立ちやすい白い服は、少し手間をかけてあげると見違えるように綺麗になります。
今回は白い服を自宅で洗濯したところ、黄ばみが綺麗に落ちてもとの白さを取り戻すことができました。
- 食べこぼした時には「魔法水」でシミ抜きをする
- シーズン終わりには「しまい洗い」をして黄ばみを防ぐ
- 試してみて無理だった、もしくはケアが面倒な場合はクリーニングに頼む
ところでいつもは衣替えに失敗しないのに、今回はどうして黄ばみが出たの?
お手入れが面倒になっていい加減な扱いをしてしまっていたのかな。反省・・・