フィトンチッドの防虫剤について解説。天然由来の木の香りで衣類を優しくガード

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【タイトル】樹木の恵み フィトンチッドの防虫剤

衣替えの際に、防虫剤は欠かせません。

特に天然素材の衣類は虫喰いの被害に遭いやすく、お気に入りの服を取り出してみたらダメになっていた……という悲しい体験をされた方も多いと思います。

しかし、強い成分を用いた化学合成の防虫剤は、防虫効果は高いものの、人体への影響が心配です。

ひろ

ぼくたちに優しくて、しっかり防虫してくれる防虫剤はないかなあ?

杏奈

それならフィトンチッドの防虫剤がイチオシよ。

防虫剤に関する記事はいくつか書いてきましたが、私が最もおすすめしたいのが、この記事でご紹介する「フィトンチッドの防虫剤」です。

「フィトンチッドの防虫剤」は天然成分で、安心して使うことができます。その上、しっかり衣類を守ってくれるので衣替えの時には手放せません。

フィトンチッドの防虫剤
  • 自然由来の成分であるため、肌着や赤ちゃんの服にも安心して使えます。
  • 消臭効果もあり、衣類の臭いを解消できます。

フィトンチッドについてわかりやすく解説、快適な衣替えを行えるようサポートしていきますので、興味を持った方はぜひ最後までお読みくださいね!

目次

フィトンチッド防虫剤とは?

山や森林の中で、独特の芳香を感じ取りながら新鮮な空気を吸って、すがすがしい気分になったことがあると思います。

森林浴の時に感じるその爽やかな空気が、樹木が発散する芳香成分「フィトンチッド」の正体です。

私たちにとっては爽やかさを感じる芳香成分ですが、この「フィトンチッド」が防虫効果を発揮しているのです。

フィトンチッドは植物から放出される天然成分

フィトンチッドは単一の物質を指す固有名詞ではなく、樹木が放出する芳香成分の総称です。

フィトンチッドは、旧ソ連(ロシア)の学者により命名されました。

「フィトン」はロシア語で「植物」、「チッド」は「(他の生物を)殺す能力」を意味しているのですが、微生物や害虫から身を守るために、植物自らが大量に放出している成分のことです。

たとえば、松の木の根元付近にはあまり下草が生えていません。これは松から放出されるフィトンチッドが周囲の下草を枯らし、害虫が自分に寄ってこないようにしているためと言われています。

ほかにもヒノキやヒバ、松、イチョウやクスノキなど多くの樹木がフィトンチッドを放出していますが、その主要な構成成分は、揮発性の高いテルペン類と呼ばれる有機化合物です。

フィトンチッドの効果

  • 芳香成分による癒やしとリラックス効果
  • 抗菌・防虫作用
  • 消臭効果

近年では、フィトンチッドの効果に関する研究が進み、防虫効果だけでなく、心身のリフレッシュや免疫機能を高めることなどがわかってきています。

フィトンチッドの防虫剤はお子さまにも安心して使える

フィトンチッドの成分を抽出して製品化されたのが、衣類用のフィトンチッド防虫剤です。

自然由来の木の香りで衣類を優しくガードしてくれるフィトンチッドの防虫剤は、肌着や赤ちゃんの服にも安心して使えます。

さらに、衣類の臭いを解消してくれる消臭効果や、カビの発生を防ぐ効果も。衣類用の防虫剤として申し分なく、優れた効果を持っていることがわかりますね。

市販されているフィトンチッド防虫剤 2選

これは別記事でもご紹介している防虫剤なのですが、フィトンチッドが好きすぎて再び登場させてしまいました。

フィトンチッドの防虫剤は、スーパーなどではあまり見かけないのではないかと思います(少なくとも、私の近所には売っていません)。

ですので、お店で見かけたことがないという場合は、ネットで購入することができます。

【Sakulife】衣類用防虫剤

【Sakulife】衣類用防虫剤 

成分:植物由来成分(ターピネオール)

合成の防虫剤・殺虫剤・香料などは一切使用しておらず、100%植物由来の成分のみを使用。

フィトンチッドの中の「ターピネオール」と呼ばれる成分のみから作られています。

ターピネオールはライラックに似た芳香を持ち、香料や化粧品、石鹸などの添加物としても用いられてます。香料に使われるくらいですから、良い香りです。

杏奈

香りを表現するのは難しいけれど、樹木と花の香りが混じった芳香剤のような感じかしらね…? 森林浴の時の、立ちのぼる香りのような。

ひろ

好きな香り?

杏奈

もちろん! 私は嗅いだら癒やされるわ。天然の香りだからキツすぎないしね。

衣類用の防虫剤の働きとしては、害虫の卵の孵化をブロックする効果、妨カビ、ダニ除けの効果があり、衣類をしっかりとガードしてくれます。

【森の生活】植物成分防虫剤

成分:植物抽出成分フィトンα、ケイ酸カルシウム

こちらもナフタリンなどの化学物質は使わず、30数種類の植物から抽出した天然成分「フィトンα」が主成分となっています。

もう一方の「ケイ酸カルシウム」は口に入れても安全な食品添加物としても用いられている物質です。ケイ酸カルシウムの持つ吸湿性&防虫効果を期待して添加されているのかもしれませんね。

ひろ

これはどんな香り?

杏奈

う~ん…樹木っぽさより、柑橘のような香りが少し勝るかしらね? あと、ちょっと懐かしい何かの香りもするような…。同じフィトンチッドでも、香りがずいぶん違うわ。

ひろ

いい香り?

杏奈

使いやすそうな、マイルドで優しい香りよ。

衣装ケース用、クローゼット用、数量も少量から大容量のものまであり、家族分としてのリピーターも多いのがこちらの防虫剤です。

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フィトンチッド防虫剤効果的な使い方と注意点

フィトンチッドの防虫剤に限りませんが、防虫剤は衣類の1番上に置くのが効果的。

防虫成分は空気より重いので、全体に行き渡らせるために衣装ケースの最後に載せましょう。

クローゼット用の場合は、防虫剤を片方に寄せたりせずに、等間隔になるように吊り下げます。そうすることで成分が均等に行き渡ります。

また、衣装ケースやクローゼットにはぎゅうぎゅうに服を詰めすぎず、衣装ケースであれば上部に少し隙間がある状態にするなど、収納スペースの7~8割を目安にすると良いでしょう。

使用量は箱に記載されている量を守り、天然成分の場合はほとんど心配はありませんが、念のため換気しながら衣替えを行います。

残った防虫剤はジッパーなどで密閉し、直射日光の当たらない冷暗な場所に保管します。

まとめ

フィトンチッドの防虫剤についての記事でした。

フィトンチッドの防虫剤は安全性が高く、衣類を害虫からしっかりと守ってくれ、やさしい香りで消臭効果も期待できます。

興味をもたれたら、次回の衣替えはぜひフィトンチッドの防虫剤を試してみてくださいね。

杏奈

今では衣替えの時に安心して任せられる相棒です♪

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