枕は毎日使うものではありますが、洗ったりクリーニングに出したりという機会は少ないのではないでしょうか。
しかし、使用を続けていると枕のにおいや汚れが気になることがあると思います。
特ににおいの発生は雑菌が大量に繁殖しているサインでもありますから、即座に清潔にしたいですよね。そのまま使い続けることに抵抗があるようなら枕の洗い時です。
枕をクリーニングに出して清潔にしたいんですけど、どうすればいいですか?
枕のクリーニングですね! 任せてください。
おすすめの宅配クリーニング業者と、料金などを調べてみました。
枕のクリーニングは、素材によって出せるものと出せないものが明確に区別されていますから、そのあたりの注意点についても解説していきます。
この記事ではクリーニング業者選びに失敗せずに、気になる枕のケアを行えるようサポートしていきます。
枕のお手入れ方法のまとめ記事はこちら↓を読んでみてね。
枕のクリーニング料金相場は?
枕のクリーニング料金の相場は1,000円~2,000円です。
お店によっては枕のクリーニングを実施していない場合もありますので、出す前に確認すると良いでしょう。
近所の店舗で枕のクリーニングを扱っていない場合もあるため、全国からクリーニングの注文ができる宅配クリーニングが便利です。
枕をクリーニングに出す頻度は?
枕をクリーニングに出す頻度は半年~1年に1回です。
頻繁に洗うと素材を痛めたり変形するなどのデメリットがあるため、この頻度で十分です。
普段はカバーをこまめに洗ったり、天日干しや陰干しなどの素材に合ったお手入れを行いましょう。
《注意点》クリーニングに出せない枕の素材は必ずチェック
枕は洗える素材と洗えない素材がはっきりしています。
洗えない枕を自宅で無理に洗ったりすると二度と使えなくなりますので、衣類の洗濯以上に気をつけたいところですね。
クリーニングについても同様で、洗えない素材の枕は受け付けてくれませんので、事前に洗濯表示を確認しておきましょう。
分かりやすい洗濯表示はこちら↓
https://panasonic.jp/wash/special/ehyouji.html
- ポリエステル
- 羽毛
- 低反発/高反発 ウレタン
- そばから
- ビーズ
- ラテックス
一般的に上記の分類になりますが、実際にクリーニングできるかどうかの判断は、ご自身の枕の洗濯表示に従ってくださいね。
枕に使われている素材にはさまざまなものがあり、中には一切洗うことができないものもあります。
そんな場合は「枕カバーを洗う」「天日干し」「陰干し」など素材に合った普段のお手入れを行いましょう。
枕はドライクリーニングではなく水洗いを
枕の汚れは布団と同じく水溶性の汚れです。
ドライクリーニングを実施しているところもあるようですが、必ず水洗い(丸洗い)してくれるクリーニング店に依頼しましょう。
枕をクリーニングに出すメリット・デメリット
枕をクリーニングに出すメリットとデメリットです。
メリット
- 雑菌、汗、皮脂、ダニなどの汚れが落ちて枕が清潔になる
- においが落ちる
- ふわふわ・すべすべになる
メリットは、何と言っても丸洗いすることによって、においやべたつき、汚れがなくなって清潔になることです。
手触りもすべすべに気持ち良くなることで、より快適な眠りに期待できそうですね。
デメリット
- クリーニングに出している期間中はその枕を使えない
- 枕の購入価格によっては、クリーニング料金が高く感じられる
デメリットは、当然ですがクリーニングに出している期間はその枕が使えないことです。
クリーニングの繁忙期に当たると1~2ヶ月かかることもありますので、タイミングを見計らって出すようにしましょう。
枕を出せる宅配クリーニング
枕を出せるクリーニング店は、実はそれほど多くないようです。
布団のクリーニングを提供している場合でも、枕のクリーニングは管理に手間がかかるため敬遠しているクリーニング店も多いのだとか。
枕を出せる貴重なクリーニング店はこちらです↓
枕を出せる宅配クリーニング
枕を出せる クリーニング業者 | 料金 |
---|---|
クリーニングモンスター
| 1,650円 |
しももとクリーニング
| 1,650円 |
ラクリ | 1,650円 |
ふとんLenet
| 3辺合計100cm未満:2,200円 3辺合計100cm以上:4,400円 |
リナビス | 1,650円 |
この中で1つ選ぶとすれば、おすすめは唯一の布団専門店である「しももとクリーニング」です。
布団や寝具の丸洗いを専門に実績を積み上げ、仕上がりの質の良さにリピーターやファンも多いのが特徴です。
しももと以外のクリーニング店も、布団クリーニングの豊富なメニューが揃っているので、気になるところがあればサイトを覗いてみてください。
枕は「ついでに出す」
上記の宅配クリーニングを利用する際に注意したいのが、枕を単品では出せないという点です。宅配型は往復送料がかかるため、枕だけだと高額になりすぎてしまうからですね。
枕は「布団クリーニングのオプション」という位置づけで、ついでに出すという感じです。
布団クリーニングかあ……やっぱり布団も洗った方がいいのかしらね?
うん。フカフカになってとっても気持ちいいよ。
「枕だけ綺麗になればそれでいい!」という方は、近所のクリーニング店に持ち込んでいただくのが一番かもしれません。
あるいは、「やっぱり自宅で洗う」という選択肢もありますが、枕が乾くまでの数日間、枕のことを気に掛けて過ごさなければいけません。
しかし、忙しい方にはやはり宅配クリーニングが最も相性が良いです。
「そういえば、布団の汚れやボリュームダウンも気になっていたんだ……」という方には、宅配のメリットを活かして、かさばる布団と枕をセットで出してみてはいかがでしょうか。
気になるのは費用の面かと思いますが、気になる方は布団クリーニングについての下記記事を参考にしてみてください↓
洗えない・クリーニングできない枕は買い替えも検討
枕の素材によっては自宅で洗うことがでず、クリーニングにも出せないものもあります。
普段は枕カバーを変えたり天日干しや陰干しを行って対処し、一定期間使ったら買い替えも視野に入ってきます。
枕は睡眠の質を決める大事な寝具ですから、気に入ったものを使用するようにしたいですね。
まとめ
枕のクリーニングまとめ
- 枕のクリーニング料金相場
1,000円~2,000円 - 枕を洗う頻度
半年~1年に1回 - 枕を宅配クリーニングに出す際は…
布団クリーニングのオプションとして出すのが王道
枕は寝具の中ではお手入れが後回しになってしまいがちなアイテムです。
しかし、最も顔の近くで使用するため、湿気や汚れ、雑菌やアレルゲンなどの不快に感じる要素を、定期的なお手入れによってブロックしましょう。
枕を清潔に保って、良質な睡眠を取ってくださいね♪