シルクスカーフにおすすめのクリーニング店＆料金相場をご紹介

さまざまな色や柄で、私たちの目を楽しませてくれるシルクのスカーフは、絹独特のなめらかさや風合いが魅力です。

スカーフは直接肌に触れることも多く、定期的にお手入れが必要なアイテムです。

自宅で手洗いするお手入れ方法はシルクスカーフの劣化にも繋がるため、基本的に推奨されていないようです。

シルクのスカーフは洋服ほど流行に左右されず、正しくお手入れすれば長期間楽しむことができます。

お気に入りのシルクスカーフをいつも美しい状態に保って、あなたのクローゼットに待機させておきましょう。

シルクスカーフをクリーニングした方がいい理由

シルクはなめらかな手触りや光沢が特徴ですが、水や日光、虫食いに弱いのが特徴です。
つまり、水洗いはできるだけ避け、ドライクリーニングするのが良いとされています。

また、水に浸けることによって縮んだり、色落ちしてしまう可能性もあります。

これらのことから、たとえ億劫でも、シルクスカーフはドライクリーニングすることをおすすめします。

シルクスカーフのクリーニング料金相場

宅配クリーニング＆白洋舎の4社で、まずはシルクスカーフのクリーニング料金相場を調査してみることにしました。

業者名	シルクスカーフ	特徴
ネクシー	760円	素材による追加料金なし
リネット	1,100円	素材別料金加算
白洋舎	1,650円	素材別料金加算
キレイナ	3,300円	参考見積価格

最安は「ネクシー」で760円。
「リネット」と「白洋舎」は、シルクの素材別料金がプラスされています。

「キレイナ」はウェディングドレスや着物などのシルク製品を数多く扱ってきたトップブランドだけあって、お値段も立派なものですね。

つまり、シルクスカーフのクリーニング料金は業者によってピンキリです。

お手持ちのシルクスカーフの購入価格や使用年数、どの程度のクリーニング品質を期待するかによって、クリーニングを依頼する先が変わってきます。

近所のクリーニング店だと、基本料金はおそらく1,000円前後なのではないかと思います。
そこにシミ抜きやデラックス仕上げ・撥水加工などを追加していくかどうか、というところでしょう。

シルクスカーフをクリーニングに出す際のポイント

シルクスカーフをクリーニングに出す際は、以下の点にを意識しましょう。

シルクの取り扱いが明記されている会社を選ぶ

シルクの取り扱いについて明記されている業者さんを選びましょう。

• メニューにカシミヤ、シルク、アルパカなど高級素材を別に扱う案内がある
• シルク専用コースが設けられている
• スカーフ専用コースが設けられている

シルクやスカーフに特化したメニューがある場合は、シルクの取り扱いに長けていると考えられます。

逆に、専用のメニューが見当たらない業者は、他の衣類と同じ扱いになる可能性があります。

クリーニングの繁忙期を避ける

大切なシルクスカーフをクリーニングに出すなら、注文が殺到する繁忙期（4～5月頃）を避けるのがベターです。

あえて忙しいとわかっている時期に出すより、少し落ち着いた頃合いを見計らったり、閑散期と言われる7～８月や1～2月に出す方が、より丁寧なサービスを受けられるように思います。

大切にしているシルクスカーフは白洋舎がベスト

白洋舎が良い理由

白洋舎の創業は1906年（明治39年）。
日本のクリーニング業界で、最大手にして老舗中の老舗のクリーニング店と言えます。

白洋舎は料金が少し高めではありますが、
「大切にしている服は白洋舎に頼みたい」と考えている方が多いとか。
つまり、品質の良いクリーニング店として認識され、みんなに愛されているということですね。

エルメスなどのブランドスカーフを出した口コミも確認しましたが、満足できる仕上がりで評判は上々のようです。

【体験レポート】白洋舎にシルクスカーフを出してみた

ちなみに「スカーフ」は80×80cmまでで、それ以上になると「スカーフ大判」となり、その場合の料金は2,090円です。

出す前の写真を撮り忘れてしまいましたが、クリーニングされて戻ってきた写真がこちら。

シルクは自動的にローヤルクリーニング扱いになるようで、ビニールには以下のような表記が。

袋から出してみた仕上がりはこんな感じです。

シルクの光沢やなめらかさがしっかりと感じられる、つやつやピカピカの仕上がりです。

写真では伝わりにくいですが、シルクの風合いがクリーニング前よりさらにアップしていました。

さすが白洋舎さん、高い技術力なんだな…というクリーンな仕上がり。

このクオリティならエルメスなどのブランドスカーフを安心して任せられる、という意見にも納得です。

シルクスカーフにおすすめの宅配クリーニングは？

「白洋舎がオススメ」とご紹介しましたが、シルクスカーフを出せるおすすめのクリーニング店は他にもいくつかあります。

家の近くに店舗がない方、あるいは仕事や子育てで忙しくてなかなか時間が取れない方などは、宅配クリーニングが便利です。

• 大切なシルクスカーフは品質の高いクリーニング店に依頼したい
• クリーニングは時短で済ませたい

という方は、ぜひ検討してみてくださいね。

パック料金の宅配クリーニング

名前をあまり聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんが、どの業者さんも老舗のクリーニング店による運営で、実績のある宅配クリーニングです。

商品	1点あたり （5点パック）	1点あたり （10点パック）	参考口コミ記事
フランス屋	1,470円	955円	フランス屋の 口コミ記事
【クリーニングモンスター】	1,632円 ※6点出せる	1,100円 ※12点出せる	クリモン 口コミ記事
リナビス	1,962円	1,490円	リナビス 口コミ記事

パックの場合は点数をまとめて出す必要があるので、衣替えの時期に他のお洋服と一緒に出してしまいましょう。

単品で出せる宅配クリーニング

こちらは1点からでも依頼できる宅配クリーニング店です。

業者	ｼﾙｸｽｶｰﾌ	送料 （一部抜粋）	参考口コミ記事
リネット	1,100円	ﾌﾟﾚﾐｱﾑ会員は 3,300円以上 の利用で無料	リネット 口コミ記事
ネクシー	760円	本州/四国/九州 7,800円 以上で無料	ネクシー 口コミ記事
キレイナ	3,300円	本州/四国/九州 11,000円 以上で無料	Coming soon!

単品で出せるとはいえ、シルクスカーフを1点だけで出すのは逆にもったいないです。

送料を払っていては高額になってしまいますからね。

送料が無料になるように、他の衣類も一緒にクリーニングするよう調整すると良いですよ。

ブランドスカーフが出せるのは？

エルメスなどのブランド物のスカーフが出せるのは、先ほどもご紹介した白洋舎と、キレイナです。

白洋舎はオンラインの宅配サービスも行っています。

キレイナはウェディングドレスや着物、舞台衣装など、シルクの取り扱いにも精通しているやや特殊なクリーニング店です。

これらのクリーニング店は培ってきた技術や実績が豊富です。
あなたの大切なスカーフを綺麗にクリーニングしてもらいましょう。

まとめ

シルクスカーフにおすすめのクリーニング店＆料金相場についてお伝えしました。

シルクスカーフをわざわざクリーニングに出すのは面倒に思えたりするものですが、頻繁に買い替えるものではないだけに、長く大切に使っていきたいアイテムです。

ぜひお気に入りのクリーニング店を見つけて、あなたの大切なシルクスカーフを定期的にメンテナンスしてあげてくださいね。