冬の夜、暖かくして寝たい・・・。
寒がりの方にとっては震えながら布団に入るのはツラいですし、身体が冷えた状態だとなかなか眠りに入ることができませんよね。
このメディアの管理人・杏奈も寒いのは苦手。
暖かいパジャマ(とお布団)にくるまれながら、快眠したいです。
今回は冬に暖かく寝られるパジャマの素材を調べてみることにしました。
この記事では以下のことをご紹介しています。
- 暖房なしで冬に暖かくして寝られるパジャマのおすすめ素材
- パジャマの下に着るあったかインナーアイテム
自分に合った暖かいパジャマやインナーアイテムを見つけて、快適に冬の夜を過ごしましょう♪
フリース素材のデメリット
ふんわり軽くて暖かい素材の代表といえば、フリースですよね。
しかし、寝具の専門家によると、フリース素材はパジャマにはおすすめできないそう。
その理由がこちら。
- フリースは保温効果に優れている反面、体が温まり過ぎてしまう
- 暑いと夜中に何度も目が覚めてしまい、寝不足の原因にも。
- 吸収性がほとんどなく、汗をかくと不快感が残ってしまう
実はこのメディアの管理人・杏奈も、フリースパジャマは暖かいのでずっと愛用していました。
しかし、記憶をたどってみると・・・・
フリースパジャマを着ている日は、必ず夜中に暑くなって何度も目が覚めたり、布団を蹴飛ばしたり。
眠りが浅いせいかと思っていましたが、ぐっすり快眠するためには、暖かすぎてもダメなのです。
冬のパジャマにおすすめの素材
では、冬のパジャマに適している素材は?
それは・・・
天然素材である綿と絹(シルク)です。
冬のパジャマには寒くない?
天然素材は汗や湿気の吸収が良く、衣服の中で熱を逃がさないから、体温調節をうまく行うことができるのよ。
結果的に、寝心地の良さにもつながるそう。
織り方によって質感や肌触りが違いますから、気に入ったものを選びましょう。
冬のパジャマに適した生地を5つご紹介します。
〈綿①〉多重ガーゼ
タオルなどでもおなじみの素材で、ホッとするようなやわらかい質感が特徴です。
「多重ガーゼ」はガーゼの層が何重にも重なり、ふっくらとした生地が空気を含んで、熱を逃さずあたたかいです。
吸水性・通気性に優れてムレにくく、冬のパジャマとしても適しています。
〈綿②〉ニットキルト
「ニットキルト」は綿100%の生地でポリエステルの薄い中綿をはさんだ生地です。
ふっくらふんわり暖かい着心地が特徴です。
綿100%のパジャマじゃないんだ!?
肌に直接触れる部分は綿100%なの。あったかくてオススメよ。
生地に適度なボリューム感あり、軽く暖かで、洗濯しても乾きやすいという扱いやすさがあります。
〈綿③〉コットン・フランネル
略して「ネル」と呼ばれ、起毛した生地は肌触りが良く冬に欠かせない素材です。
あなたも起毛したチェック柄のシャツを見たことがあるのではないでしょうか? あの素材です。
コットン・フランネルはシワになりにくく、着心地が軽く保温性が高いため、冬用の寝具やパジャマにも適しています。
〈綿④〉起毛コットン・ビエラ
コットン・ビエラは綿を綾織りで織って起毛させた素材で、肌触りが良くしなやかです。
ビエラもフランネルの一種のようですが、フランネルに比べるとやや薄手でピーチのような起毛感があります。
優しいぬくもりを感じる生地です。
シルク
シルクは保温性・吸湿性に優れた天然素材です。
つるんとなめらかな肌触りが特徴で、羽毛や毛布などかさばる冬布団の中でも寝返りなどの身動きがしやすく、寝心地が良いです。
また、肌への負担が少なく、身体の緊張がほぐれてリラックスできるような感覚は、他の素材に比べてもピカイチです。
強いていえば、冬には少し寒い感じがすることがデメリット。
暖まった布団の中に入る時には、最高に気持ちよく寝られるでしょう。
パジャマの下に着るおすすめアイテム3つ
長い冬の間には、パジャマだけでは寒いと感じる日も出てきます。
そんな日も、パジャマの下に着るインナーを足すことで、暖かく過ごすことができます。
パジャマインナー
日中着ているインナー(ヒー○テックなど)でも代用はできますが、おすすめは綿100%のパジャマ専用インナー(パジャマインナー)です。
薄手の生地を重ねることでパジャマとの間に空気の層ができ、保温効果が高まります。
柔らかいガーゼなどの素材が主流で、トップスとボトムスがあり、首元や手首、足首を冷気から防いでくれます。
あったかくてやみつきになりそう!
腹巻き
お腹まわりが冷えやすい方は腹巻きで保温しましょう。
こちらも綿やシルクなどの素材を選ぶと肌にも優しく、余分な汗などは吸収しながら必要な暖かさを保ってくれます。
腹巻きは寒い日だけでなく、毎日の習慣にしても良さそうですね。
ゆるゆるレッグウォーマー
手先や足先などの末端が冷えて、なかなか温まらないという方も多いのではないでしょうか。
末端冷え性の方は、電気毛布や電気あんかなど、強制的に温めてくれるものに頼るのもひとつの手段です。
しかし、この記事では電気を使わないアイテムをご紹介していますので、足先が寒い!というあなたには「綿ガーゼのレッグウォーマー」をおすすめします。
つい靴下をはいてしまいがちですが、靴下はゴムの締め付けが血流に良くありません。
足先があいた少しゆるめのレッグウォーマーは、就寝中でも必要なければいつでも脱ぐことができますので、体温調節をしやすいです。
まとめ
- フリースは吸水性がなく、暖かくなりすぎるのでオススメできない
- パジャマに適しているのは天然素材の綿か絹(シルク)
- 綿のパジャマは冬用にさまざまな生地があるので、自分に合ったものを選ぼう
- 寒い日は、パジャマの下にインナーアイテムを足して暖かく過ごそう
冬に暖かく過ごせるパジャマとインナーに関する記事でした。
寒い冬も、少しの工夫で暖かくして過ごしましょう♪