杏奈最近ダウンジャケットのボリュームがなくなってきたような気がするわね…。



一度ぺしゃんこになったダウンって、復元するのかな?
結論からお伝えすると、一旦ボリュームがなくなってしまったダウンも、ある程度はふんわりと復元することが可能です。
「ある程度」というのは、ダウンの状態によっては絶対の保証をすることはできないから。
しかし、ほとんどの場合、正しいお手入れをすることによって復元可能です。
この記事では、ボリュームがなくなってしぼんでしまったダウンジャケットを、ふんわりと復元させるための方法を解説していきます。
羽毛の性質を理解してしまえば、今後もダウンジャケットのお手入れをする際に役に立ちますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
ダウンのボリュームがなくなってしまう原因


羽毛(ダウン)は湿気や汚れに弱い繊細な素材です。
ダウンのボリュームがなくなってしまう原因としては4つほど考えられます。
①湿気を含んでいる
ダウンは吸湿性にすぐれている一方、汗や湿気などを吸ったまま十分に乾いていないと、本来のボリュームなくなってしまいます。
理由としては、羽毛同士がくっついてダウンボール(綿毛の玉)が潰れ、空気を含めなくなってしまうからですね(つまり、保温性も落ちます)。
②汚れが付着している
湿気を含んでいる場合と同じく、羽毛に皮脂やホコリなどの汚れが付着している場合も、ダウンのボリューム感が失われてしまいます。
汚れはダウンジャケットの表面の生地だけでなく、使用年数とともに中の羽毛にまで浸透します。そうなるとべたつきによって羽毛同士が絡まり、ふくらみが戻りにくくなります。
③長期間・過度の圧縮
圧縮袋での長期保管や、クローゼットに無理に詰め込んで圧迫状態が続くと、羽毛がつぶれて元に戻りにくくなります。
特に、ダウンジャケットの復元力を支えているのは、ダウンジャケットの詰め物に少量配合されている「フェザー」です。圧縮によってフェザーの羽軸が折れてしまっている場合は復元が難しいかもしれません。
また、座った時にかかる体重による押しつぶしなど、経年劣化によっても徐々にボリュームが失われていきます。
④お手入れ方法を誤った
家庭でのお手入れ方法を誤ってしまうと、洗濯後にダウンのボリュームがなくなってしまうことがあります。
具体的には、強力な洗剤で羽毛の油分を落としきってしまったり、乾かし方を失敗して羽毛同士が片寄ったりくっついたりしてしまった時に起こります。
ダウンのボリュームを復元させる方法


ダウンのボリュームの復元は、羽毛の汚れや絡まりを取り除き、しっかりと乾燥させることで実現します。
すでに手を加えてしまってややこしい状態になっている場合は、クリーニングに出してリセットを図りましょう。
- ダウンをもみほぐす・振りさばく
- ダウンの湿気や水分を取り除く
①陰干しする
②乾燥機を利用する(布団乾燥機・乾燥機) - クリーニングに出す
ダウンをもみほぐす・振りさばく
片寄ったダウンを均一にならす・空気を含ませるなどの目的で行う、最も手っ取り早い方法です。
ダウンを上下に振りさばいたり、手で軽く叩いたりして空気を含ませましょう。同じ方向だけでなく、まんべんなくほぐれるように縦や横に向きを変えて何度か行います。
また、羽毛がかたまっている箇所を発見したら、少しずつ指でつまんでほぐします。
ダウンの湿気や水分を取り除く
雨に濡れたり汗をかいた後、あるいは、洗濯後に十分に乾いていないと感じる時は、ダウン内部の湿気や水分を取り除くことが大切です。
陰干しする
ダウンをハンガーに吊るし、晴れて湿気の少ない日に風通しの良い場所で陰干しを行います。
戸外であれば日中の数時間。室内であれば、直接影響のない場所で、暖房やエアコンの力を借りるのも良いでしょう。
乾燥機を使う
乾燥機の温風を使って素早く乾燥させるのに有効です。
布団乾燥機があれば、ダウンの洗濯表示に従って、低温&短時間から行います。ファスナーを閉じ、各パーツに行き渡るようにまんべんなく乾燥させていきましょう。
乾燥機の場合も、低温&短時間を意識し、ダウンの負担にならないように注意します。
- 低温で10分程度を数回にわたって行う
- 乾燥機の中にテニスボール2~3個、もしくは靴下を丸めたものなどを一緒に入れると、ボールが回転してダウンの表面を手で叩くのと同じ効果が得られ、ふっくらした仕上がりになる
クリーニングに出す


自宅でのケアで不安な場合は、クリーニングに出すことをおすすめします。
クリーニング店はダウンの取り扱いに慣れており、また、効率的に機械を使って乾燥させていくので、ふんわり仕上げることができるでしょう。
ただし、クリーニングには通常のドライクリーニングと、本来洗えないダウンを水洗いし、内部の汚れまで落としきることのできるウェットクリーニングというものがあります。
ドライクリーニングでも、ダウンのクリーニング料金は高めですが、1着ずつの手洗いとなるウェットクリーニングはその3倍~4倍ほどの価格。
ダウンの購入価格などもふまえ、最適なケア方法を選んでくださいね。
\ ウェットクリーニングができる! 高級ダウンに /
まとめ
しぼんでしまったダウンジャケットのボリュームを復活させる方法をご紹介しました。
- ダウンをもみほぐす・振りさばく
- 乾燥機を使って乾燥させる
- クリーニングに出す



ダウンジャケットのことを、もっと大切にしようって思えたよ。



ふんわりとボリュームのあるダウンで、寒い冬を快適に過ごしてくださいね!

