ぱっと見た目は、それほど汚れているとも思えない羽毛布団。
そんな羽毛布団をクリーニングに出すことに、あなたはそれほど必要性を感じないかもしれません。
しかし、羽毛布団を清潔に保ち、本来の保温効果を発揮するためには適切なお手入れが必要です。
羽毛布団は適切なお手入れをしてあげることで、グッと状態が良くなり快適さが増すんです。
- 羽毛布団をクリーニングに出す必要性
- 羽毛布団をクリーニングに出す最適な頻度
- 羽毛布団クリーニングの料金と相場
- 羽毛布団におすすめの宅配クリーニング店
羽毛布団のクリーニングの必要性や頻度について疑問に思っている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
気になったらおふとんのお手入れのタイミングだよ♪
羽毛布団をクリーニングに出す必要性
むかしは、一般家庭の羽毛布団はお手入れの対象外でした。
しかし、洗浄技術の向上によって羽毛布団の丸洗いが可能になり、今では普通にクリーニングに出すことができるようになりました。
- 布団に蓄積した汚れやにおいをオフ
- 羽毛の汚れが落ちることにより保温性が増す
- 羽毛のボリュームが復活する
- 羽毛の専門知識があるプロに洗ってもらうことにより、羽毛を傷める心配がない
私たちは、寝ている間に毎日コップ1杯分の汗をかくと言われています。それだけでなく、布団の中は目に見えない汚れがいっぱい。
知らず知らずのうちに皮脂やほこり、ダニ、ダニの死骸やフンなどが蓄積していると言われています。また、長年お手入れせずに放置しているとカビやにおいの原因にも。
清潔なおふとんがいい…
お手入れすれば大丈夫よ!
羽毛布団のクリーニングは「丸洗い」といって、たっぷりの水で水洗いを行ってくれます。
蓄積していた汚れを落とし、さっぱりと清潔な状態に戻すことができます。
また、羽毛布団は適切なお手入れをすることで保温性やボリュームが復活するため、快適な睡眠にもつながります。
これらの理由から、羽毛布団のお手入れはクリーニングに出して丸洗いしてあげるのが一番です。
羽毛布団をクリーニングに出す適切な頻度
じゃあ、おふとんはどれくらいの頻度でクリーニングに出せばいいの?
- 衛生面を特に気にするなら半年~1年に1回
- 布団を傷めずに長持ちさせるなら3~5年に1回
羽毛をクリーニングに出す頻度は、布団メーカーとクリーニング店で見解が2つに分かれています。
布団メーカーは布団の寿命を優先するため数年に1度の頻度を推奨しています。一方、クリーニング店は衛生面を重視しますので、半年から1年に1回は布団を洗うことを推奨しています。
どちらかが間違いでどちらかが合っているということではなく、何を優先するのかによって違ってくるということですね。
つまり、洗いすぎると布団を傷めてしまい、洗わないでいると衛生面に問題が出てくる、ということです。
お布団は「適度に」クリーニングするのが大事なんです♪
ただし、布団クリーニングの専門店の中には「毎年洗っても、何回洗っても布団を傷めない」と洗浄技術に自信をもっているところもあります。
ですので、必ずしも「洗う=布団が傷む」というわけではないと思うのですね。
で、結局どれくらいの頻度で洗えばいいの?
ということですが、あくまでも個人的な見解としては
1~3年に1回程度
で良いかなあ…と思います。
絶対に、毎年クリーニングしなければならないわけではないと思います。
ただし、同じ期間使用していても、結局は人によって汗のかき方や布団の汚れ具合は違います。また、カバーを洗う頻度によっても中の羽毛の汚れ具合が違ってきます。
衛生面が気になる方は半年~1年に1回。
そうでない方は、布団の状態をみながら2年~数年に一度のペースでも良いかもしれません。
そのあたりの個人差を考慮して、クリーニングに出すべきペースを決めていけば良いでしょう。
羽毛布団クリーニングの料金相場
クリーニング料金についてですが、以下の理由から、羽毛布団のクリーニング料金は、お洋服のクリーニング料金よりも高めの設定です。
- 羽毛は専門知識を要するデリケートな素材
- かさばって場所を取る
- 洋服に比べてクリーニング頻度は高くない
また、店舗に持ち込む場合と、宅配クリーニングを利用する場合でも料金が異なります。
料金相場 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
店舗型 | 5,000円~ 9,000円/1枚 | ・料金が安い ・仕上がりが早い ・受付時に対面で話せる | ・布団を持ち込む必要がある ・受付スタッフは専門知識がない場合がある |
宅配型 | 9,000円~ 10,000円/1枚 | ・受け渡しが自宅で簡潔する ・直接質問したり要望を伝えられる | ・料金が高め ・日数がかかる |
車があり、布団の持ち込みをする時間や労力の余裕がある場合は、店舗型を利用すれば料金を抑えることができるかもしれません。
家の近くに布団を出せるクリーニング店がある方は、そこで羽毛布団のクリーニング料金を確認してみましょう。
一方、車がない方、普段働いていて時間の余裕がない方などは、宅配型が圧倒的に楽でおすすめ。
宅配型は1枚だけ依頼する場合は9,000円台からが相場ですが、2枚以上依頼する場合は割引がきき、1枚あたり6,000~7,000円にまで抑えることができます。
羽毛布団の自宅での管理方法
羽毛布団を清潔に保つために、普段自宅でできる管理方法をご紹介します。
カバーを付ける
羽毛布団には必ずカバーをつけましょう。
カバーを付けることで、羽毛布団に直接触れることがなくなり、汚れがつきにくくなります。
週に1回程度カバーを洗うのがおすすめです。
月に1~2回 天日干しもしくは陰干し
羽毛布団は湿気をため込むと重たくなり、保温性や弾力性が落ちてしまいます。逆にいえば、湿気を逃すことで、羽毛本来のふんわり感が戻ってきます。
月に1~2回程度、天日干しもしくは陰干しを行いましょう。
干し終わった後は、軽くブラッシングするか掃除機でほこりを吸い取ると、より清潔になります。
天日干し
よく晴れて乾燥している日の午前10時~午後3時ごろまでの間に干すのがおすすめです。夕方を過ぎると湿気を含んでしまうことがあるので、早めに切り上げるのがベストです。
側生地を傷めないようにカバーをつけたまま、途中で一度ひっくり返して両面干しましょう。
天日干しをすることにより、消臭や殺菌の効果も見込めます。
陰干し
強い直射日光は側生地を傷めてしまいますので、陰干しもおすすめです。
天日干しと同じく天気が良く乾燥している日を選び、室内もしくは戸外の風通しの良い場所に広げるか、布団干しに掛けます。
普段は室内で陰干しするだけでも十分です。
圧縮袋を使用する場合は注意
かさばる羽毛布団をコンパクトにするため、圧縮して収納している方もいらっしゃると思います。
羽毛布団の場合は羽毛の羽軸が折れてしまうと弾力性が落ち、復活しません。
強い圧縮は避け、また長期間圧縮したままにしないように注意しましょう。
羽毛布団におすすめの宅配クリーニング
布団のクリーニングにおすすめの宅配クリーニングをご紹介します。
宅配クリーニングは、何といっても重い布団を持ち運びしなくても玄関先まで引き取りに来てくれるのが便利です。
また、クリーニング後も自宅に届くので、便利な上に時短にもつながります。
気になるおふとんは丸洗いしてもらってね!
クリーニング業者 | 特徴 | 料金例 |
---|---|---|
きらきらWASH | ・布団丸洗い専門店 ・累計実績200万枚 ・保管オプションあり ・布団リフォームあり ・ドライマークも対象 | ¥9,350/1点 ¥12,650円/2点 |
しももとクリーニング | ・布団丸洗い専門店 ・完全個別洗い ・レンタル替え布団あり ・布団リフォームあり ・ドライマークも対象 | ¥9,680/1点 ¥12,980円/2点 |
カジタク 布団クリーニング | ・安心のイオングループ ・満足度97% ・保管オプションあり ・布団リフォームあり ・WAONポイントがたまる | ¥13,640/2点 |
ふとんLenet | ・宅配大手のリネットが運営 ・累計実績47万枚 ・圧縮お届け ・日時指定可能 | ¥9,680/1点 ¥12,980円/2点 |
ただし、布団クリーニングはオールマイティーではありません。中にはクリーニングに出せない布団の種類もありますので、サービス内容をよく確認してからご利用ください。
羽毛布団の寿命と買い替え時期
羽毛布団の寿命は15年ほどと言われています。
羽毛布団は長く使用していると徐々にかさが減ってしまい、保温性が落ちてきます。
クリーニングでは回復効果が期待できない状態だと判断すれば、打ち直しを検討してみてください。
また、打ち直しをしても回復が見込めない場合は買い替えが必要です。
打ち直しは高額になることもあるので、上質なものや、思い出の布団などに限ってされると良いですね。
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まとめ
羽毛布団のクリーニングの必要性と頻度についての記事でした。
布団のクリーニングはつい後回しにしがちですが、定期的にメンテナンスすることで、快適な睡眠を取ることができます。
あなたにとって適切なタイミングで、布団をクリーニングしてみてくださいね。
羽毛布団をクリーニングした後は、本当に気持ちいいですよ。
清潔なおふとん大好き♪