冬の夜、寒くて眠れないのはとても辛いですよね。
なかなか寝つけないと睡眠不足にもつながりますし、寒いままだと風邪をひいてしまう原因にも。
私も寒いのが苦手でしたが、布団の組み合わせと重ね方を見直すことで暖かく寝られるようになりました♪
この記事では、暖かく寝られる寝具の素材と組み合わせ、寝具を重ねる順番についてご紹介していきます。
暖かく寝る方法
冬の寝具には、十分な保温性と、暑くなった時に湿気を吸収してくれる吸湿性が必要です。
また、毛布や布団を重ねる順番でも保温性や快適さなど、寝具内の環境が違ってきます。
暖かく寝るために揃えておきたい寝具
暖かくして寝るために揃えておきたい寝具は5つです。
- 冬用のあたたかいシーツもしくは敷きパッド
- 毛布
- 羽毛布団
- あたたかい掛け布団カバー
- あたたかい枕カバー
これらは、基本的に冬用として販売されているものを揃えましょう。
たとえば同じ綿であっても、保温効果の高い冬に適した素材を選ぶことで、より暖かく眠ることができるからです。
暖かいパジャマも必要ですが、この記事では割愛させていただきますね。
あたたかいシーツか敷きパッド
シーツや掛け布団カバーは、肌に触れた時にひんやり感のない冬用の素材のものがいいです。
素材としては、ボア(アクリル)、マイクロファイバー(ポリエステル)、ウール、カシミヤ、多重ガーゼ(綿)などがありますが、
近ごろはいい商品がたくさん出ていて、湿気を吸収して発熱する素材なんていうものもあります。
素材自体が進化してるんだね!
いろいろ出ているみたいだから、選ぶのも楽しいわよ。
シーツや敷きパッドを暖かいものに変えることで、布団の中で温まった空気が逃げていくのを防ぐことができます。
毛布
毛布には1枚のものと、合わせ毛布といって2枚合わさっている毛布があります。
合わせ毛布は空気の層ができて暖かいのですが、その分重いです。
布団が重いと身動きしにくく、寝返りを打つのが大変ですよね。
軽めの毛布がいいという方は他の寝具を用いて暖かくすることができるので、合わせ毛布でなくても特に問題ありません。
素材はアクリルが一般的ですが、より暖かく快適な眠りを味わえるウールやカシミヤなどの天然素材の毛布もあります。
あとでご説明しますが、素材が「アクリルか」、「ウールやカシミアなどの天然素材か」で重ねる順番が違ってきます。
羽毛布団
羽毛布団の品質にはランクがあり、それによって暖かさに違いがあります。
一般的には寒い国や地域で飼育された水鳥の羽毛の方が、保温性が高く上質とされています。そのほか羽毛の配合率、ふくらみなどでも暖かさが違ってきます。
羽毛布団は長く使うものなので、購入する前にしっかり説明を受けて納得できるものを選びたいところです。
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【決定版】ダック、グース?もう悩まない、プロが教える羽毛布団の選び方
あたたかい掛け布団カバー
掛け布団カバーはプリントなどの色柄のバリエーションが豊富で、寝具の中でも目につきます。
インテリアのイメージに合わせて選ぶのが楽しいアイテムですよね。
しかし、ついつい色柄メインで選んでしまいがちですが、それだと寒さに対応しきれないことも。
気に入った色柄だと、1年中同じカバーを使ってしまったりするんだよね。
そうなの。寒く感じたら、冬に適した暖かい素材のカバーを選んだ方がいいわね。
とはいえ、暖かくなりすぎても夜中に何度も目が覚めて安眠の妨げになります。
「あとちょっと暖かくしたい」
「ちょっとだけ布団が暑すぎるかも」
そんな最後の微調整を、掛け布団カバーでするのがいいような気がします。
なぜかというと、近ごろは「フリースの掛け布団カバー」や「毛布カバー」のような保温効果が高すぎるものも出てきているので、カバーで温度調整できてしまうからなんです。
お布団が薄くて寒い!という方には、あたたか過ぎるカバーもオススメです。
あたたかい枕カバー
枕カバーに関しては、フリース素材も個人的にはお気に入り。
頭を載せた時にひんやりするような綿ではなく、冬仕様のものだと暖かく快適です。
掛け布団カバーとお揃いにする場合は色や素材の統一感が取れ、選ぶ手間も省けます。
普通に暖かくしたい派 | 自然素材派 | |
---|---|---|
シーツ | ボア(アクリル) | 綿(冬用高機能素材) |
敷きパッド | アクリル、ポリエステル、高機能素材 | ウール、カシミヤ、キャメル |
毛布 | アクリル、ポリエステル | ウール、カシミヤ、キャメル |
掛け布団カバー | マイクロファイバー、フリース | 綿(冬用高機能素材) |
枕カバー | マイクロファイバー、フリース | 綿パイルなど |
買い足す時の注意点は、全部を最高に暖かい組み合わせにしてしまわないようにすること。
「暖かさと吸湿性のバランス」を意識して、全体的にみて適温になる組み合わせを考えると良いと思います。
寝具を重ねる順番は?
毛布の素材によって、かさねる順番を変えましょう。
- アクリル毛布の場合は、吸湿性が低く汗を吸収しにくいので羽毛布団の上にかける
- ウールやカシミヤなど天然素材の毛布の場合は、吸湿性が高く肌の近くで使用できるため、羽毛布団の内側で使う
10年くらい前まで管理人は知識がなく、羽毛の内側でアクリル毛布を使っていました。
しかし、それだとどうも快適さが足りないような・・・。
正しい知識を得て毛布を外側にするようになってからは、羽毛の保温性の素晴らしさをより実感できるようになりました。
アクリル毛布を羽毛布団の中で使っている方は、外側からふんわりかけてみてくださいね。
布団に入るまでに身体を冷やさないのも大切なポイント
せっかく暖かい寝具を揃えていても、身体が冷えていては温まるまでに時間がかかってしまいます。
とにかく寝る前に身体を冷やさないようにしましょう。
- 寝る直前にお風呂に入る・髪はしっかり乾かす
- 靴下やフリースの上着などで暖かい状態をキープする
- 湯たんぽを使う
- ふとん乾燥機で布団を温めておく
- 部屋を暖めておく
身体を冷やしてしまう方はそうならないためのコツが何かあると思いますので、それを習慣化して身につけてしまいましょう♪
タブー? 最強に暖かい組み合わせ
それでも寒い!という方のために寝具の究極の組み合わせをお伝えします。
暑すぎて夜中に目が覚めてしまうかもしれませんが・・・。
そこは自己責任でお願いします。
発熱高機能敷きパッド → 毛布 → 体 → フリースカバーをかけた羽毛布団 (※おすすめしていません)→ 毛布
これ、暑くなり過ぎるんじゃない?
だよね。ごめんごめん、仕切り直すね。
寝具1セットだけで寒い場合は、毛布をもう一枚。
体の下に毛布を敷くと暖かいという話を聞いて半信半疑だったのですが、一応試してみたところ、
これが本当に暖かいのです。
管理人はベッドなので、床からの冷気が直接伝わるということはないのですが、体の上だけでなく下側の保温も大切ということですね!
ということで、寒がりの方の対処法としては、もう1枚追加するなら「体の下に毛布」がオススメです。
まとめ
寒い冬に暖かく寝るための寝具についての記事でした。
- 寝る前に体を冷やさない
- 冬用の寝具を、十分に暖かく、しかし暑くなり過ぎない組み合わせで揃える(暑いと目が覚めてしまうため)
- 寝具を重ねる順番にも気をつける
寒がりの方も、暖かく快適に眠れる冬をお過ごしくださいね。
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